韓国の食事シーンを見ると「クチャラーっぽい」と感じる日本人は多いですが、その違和感の多くは文化的演出や撮影技法なども関係しているようです。
韓国=クチャラーという印象が生まれる背景を、食文化・映像表現・ASMR文化の3つから整理しました。
韓国はクチャラーが多いと言われる理由
韓国は「クチャラーが多い」と語られることがありますが、実際には文化やメディア表現の影響が大きく、国民性そのものとは言えません。
まずは、そうした印象が生まれる背景を整理していきます。
韓国語の発音の仕方で音が出やすい
韓国語は口を大きく開け、息を強く吐き出す発音が多いため、食事中の口の動きや呼吸音が日本語より目立ちやすいと言われます。
よって食べている最中に言葉を発しようすると、日本語よりも韓国語のほうが「クチャッ」と音がしゃすいです。
モッパン文化が韓国=クチャラーを一般化させた
韓国発のモッパン動画では、食べる音を強調するASMR的な演出が多く、視聴者に「韓国=食べる音が大きい」という印象を与えがちです。
クチャらぼ研究員「モッパン(먹방)」とは、食べる様子を動画や配信で見せる
コンテンツのこと。
もともとは韓国語で
「먹다(モクタ)」=食べる
「방송(パンソン)」=放送
を組み合わせた言葉で、「食べる放送」という意味になります。
しかし実際には、動画用にマイクを近づけたり、音を拾いやすい編集をしているケースが多く、日常の食事マナーとは切り離して考える必要があります。
実際に韓国人はみんなクチャラーなのか?
韓国人が「みんなクチャラー」という印象は事実ではなく、文化やメディア表現の影響が大きいと言われます。
実際の韓国での食事マナーは家庭や個人差が大きく、一括りに語れるものではありません。
韓国でも基本的にマナー違反
そして韓国ではクチャラー(に該当する人)に対して「쩝쩝충(チョプチョプチュン)」 と呼ぶそうです。
これは韓国のネットスラングで、日本語の「くちゃくちゃ虫」に非常に近い意味を持ちます。
韓国では「쩝쩝충」はSNSやコメント欄でよく使われる言葉で、「食事マナーが悪い人」「音を立てて食べる人」を批判する時に使われるそうです。
「美味しそうに見える」文化的演出
韓国では、食べる姿を“美味しそうに見せる”ことが好意的に受け取られる場面があり、口を大きく開けたり、表情豊かに食べる演出がテレビや動画で多く見られます。
これが視聴者に「食べる音が強調されている」という印象を与え、韓国=クチャラーというイメージにつながりやすくなっているようです。
韓国のクチャラーに対する日本人の反応・リアルな声
韓国の食べる音が強調されたモッパンやバラエティを見た日本の視聴者からは、「音が大きく感じる」「文化が違う」といった戸惑いの声が多く見られます。
しかし、演出で音を拾っているだけだと理解する人も増えており、“実際の韓国人がみんなクチャラーではない”という認識も広がりつつあります。
一方で、韓国のクチャラーに対する実際のリアルな声も載せておきますね。
韓国人の彼が何度注意してもクチャクチャ音をたてながら食事をするからまじでガチギレしたらそれからクチャラーじゃなくなったけど、まじでクチャラーって存在自体がストレス
普通にご飯を食べる時に口を開けて食べる、口に物が入ってる時に喋らないって小さい時に教わった。
韓国の人、一口が多すぎる人が多い気がする。
私はクチャクチャも気になりますが、スープなどを飲んだ後の「あ”ぁー」も気になります。殺気を感じますのでミソフォニア確定です
韓国の方と一緒に食事や飲み会をやっていますが、昔の方はほぼクチャクチャ音でしたよ。
韓国人だけでなくクチャラーは全世界に居る(笑)ガムでも下品な食べ方される人老若男女いますしね。
私はその下品な食べ方をカッコイイと思ってるからやってるんだと思ってますが(笑)
クチャラーになってしまう原因については、以下の記事でさらに詳しくまとめています。
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韓国は昔からクチャラーが許される文化だった?
韓国には「昔からクチャラーが許されていた」というイメージがありますが、実際には必ずしも推奨されていたわけではありません。
歴史的な食文化や家族の食卓の雰囲気が、日本とは異なる印象を生みやすかったと考えられます。
昔から推奨はされていないが寛容な側面も
韓国でも、音を立てて食べることが正式に推奨されていたわけではありません。
ただ、家族でにぎやかに食卓を囲む文化が強く、多少の音は気にしない家庭も多かったと言われます。
静かに食べることを重視する日本と比べると、「許容範囲が広い」ように見えることが、誤解につながりやすいポイントです。
食文化・家族文化の背景
韓国では、かつて食糧事情が厳しい時代が長く、「遠慮せず、しっかりたくさん食べなさい」という価値観が家庭に根付いていました。
家族全員で同じ鍋を囲み、勢いよく食べることが良いとされる場面も多かったため、食卓は自然とにぎやかに。
こうした韓国の歴史的背景が、現代の日本人から見ると“クチャラーに寛容な文化”に見えやすい要因になっているのかもしれません。
韓国アイドルはクチャラーが多い?食べる音が話題になる理由
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韓国アイドルの動画などを見て、「食べる音が気になる」と感じた日本人は少なくないでしょう。
ただし、これは単純に“マナーが悪い”という話ではなく、韓国では「おいしそうに食べること」自体がコンテンツとして成立している背景があります。
特にASMR系の配信では、咀嚼音をあえてマイクで強調しているケースも多く、日本の“静かに食べる文化”との違いが目立ちやすいのです。
韓国バラエティは“リアクション重視”
韓国のバラエティ番組は、食べるシーンで大きなリアクションを見せる演出が多く、アイドルも「美味しそうに食べる姿」を求められます。
口を大きく開けたり、食べる音を強調する仕草が映ることで、日本の視聴者には“クチャラーっぽく見える”瞬間が生まれやすいです。
これが「韓国アイドルはクチャラーが多い」という印象につながっています。
マイクの感度と演出の背景
韓国アイドルの食事シーンで音が大きく聞こえるのは、マイクの感度設定やASMR的な演出が影響している場合が多いです。
咀嚼音を拾いやすいマイクを使ったり、編集で音を強調することで“食べる音コンテンツ”として魅せる狙いがあります。
実際、動画では食事をしながら会話をする場面も多く、さらに韓国語の発音特性も相まって、咀嚼音が強調されやすくなる傾向があります。
そのため、一部では「クチャラー」と感じられてしまうこともあります。
マナー教育の課題と日本ファンの違和感
韓国アイドルは幼い頃から練習生として親元を離れ、寮生活や長時間のレッスン中心の生活を送るため、家庭での細かなマナー教育が十分に行き届かない場合があります。
そこに番組の演出で食べる音が強調されると、日本の“静かに食べる”文化の視聴者にはクチャラーのように見えやすく、違和感が生まれやすいのです。
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見られる機会が多いアイドルだからこそ
一般人より“食べ方”が注目されやすい存在。
少しの咀嚼音でも切り取られて拡散されることで、
クチャラーのように見える瞬間が強調されがちとも考えられますよね。
韓国ドラマ・モッパン動画でクチャラー感を感じる理由


とはいえ、韓国ドラマやモッパン動画を見て「クチャラーっぽい」と感じる人は多いですよね。日本人である私もそうです。
しかし、その多くは文化的演出や撮影技法によるもので、実際の食事マナーとは切り離して理解する必要があります。
ASMR文化で“食べる音”が強調される
韓国ではASMR文化が広く浸透しており、モッパン動画では“食べる音”そのものを楽しむ視聴スタイルが人気です。
咀嚼音や飲み込む音をマイクで強調することで臨場感を演出しており、日本の視聴者にはクチャラーのように聞こえることがあります。
確かに、音を立てて食べている方が美味しそうに見える場合もありますよね。
日本で言えば、ラーメンをすする音などが当てはまると言えるでしょう。
演出としてわざと音を拾っている
韓国のモッパンやドラマの食事シーンでは、食べる音を“わざと拾う”演出が多く使われます。
高感度マイクを口元に近づけたり、編集で咀嚼音を強調することで、食欲を刺激する映像効果を狙っているためです。
こうした演出が、日本人視聴者にはクチャラーのように見える原因になりやすく、実際の韓国人の食べ方とは必ずしも一致しません。
日本人視聴者との感覚差
日本では「静かに食べる」ことが美徳とされ、咀嚼音に敏感な人が多いため、韓国の食事シーンの演出が強く印象に残りやすい傾向があります。
韓国の映像作品では食べる音を“美味しさの表現”として扱うことがあるため、日本人にはクチャラーのように感じられることも。
両国の食文化の価値観の違いが、違和感の正体と言えます。
韓国のクチャラー表現|海外評価は?
韓国のモッパン文化は海外でも人気が高く、「食べる音が心地よい」「臨場感がある」と好意的に受け取られる一方、クチャラー表現に苦手意識を持つ視聴者も一定数います。
国や文化によって食事音への許容度が異なるため、評価は分かれがちです。
韓国の食べる音演出は、世界的にも“賛否が分かれる独自の表現”として認識されています。
