クチャラーの咀嚼音が「耐えられない」と感じる人はどれくらいいるのでしょうか。
20〜60代の男女100人を対象に調査を実施したところ、約半数が「基本無理」「絶対無理」と回答しました。
クチャラーが耐えられないという感覚は決して少数派ではなく、多くの人が生理的に受け入れられない音として強いストレスを感じていることが明らかになっています。
クチャラー(咀嚼音)が耐えられない人は約半数という結果に

20代から60代の男女100人を対象に、 「クチャラー(食事中に咀嚼音を立てる人)」についての意識調査を実施しました。
クチャラーはどこまで許せる?許容度の内訳を公開
選択肢は「全く気にならない」「少しならOK」「基本無理」「絶対無理」の4段階です。
アンケート結果は以下の通りでした。
- 全く気にならない:0%
- 少しならOK:53.3%
- 基本無理:33.3%
- 絶対無理:13.3%
つまり、約半数が「少しなら許容できる」と回答した一方で、 残りの約半数(46.6%)は“基本的に無理”または“絶対無理”と感じていることがわかりました。
この結果から、クチャラーに対する不快感は決して一部の人の問題ではなく、 多くの人が「生理的に受け入れがたい音」として認識していることが示されています。
「少しならOK」は本当に許しているわけではない?
「少しならOK」と答えた人が半分以上いたことに驚いている方も多いのではないでしょうか?
しかし「少しならOK」と答えた人の多くは、実際には“我慢しているだけ”というケースが少なくありません。
関係を悪くしたくない、場の空気を壊したくないという心理が働き、表面上は許容しているように見えても、内心ではストレスを感じています。
つまりこの層は“寛容”ではなく、“限界を自覚していない我慢層”とも言えるのです。
クチャラー(食事中の咀嚼音)が耐えられないと感じる理由とは?
クチャラーの咀嚼音が「どうしても耐えられない」と感じるのは、単なる好き嫌いではなく、人間の生理反応が深く関わっています。
咀嚼音のような湿った不規則な音は、脳が“危険信号”として処理しやすく、無意識にストレス反応を引き起こします。
さらに、近距離で繰り返し聞かされることで緊張状態が続き、怒りや嫌悪が増幅されていきます。
つまり、クチャラーが耐えられないのは性格ではなく、脳の防御システムが正常に働いている結果なのです。
一方、耐えられないほどつらいときは、我慢し続けるよりも、相手に気づいてもらう工夫が必要です。
角が立ちにくい伝え方については、以下の記事でくわしく解説しています。

クチャラーが耐えられない|リアルな意見・体験談
本記事では、20代〜60代の男女100名を対象に「クチャラーがどれほど耐えられないか」についてアンケートを実施し、リアルな声をまとめています。
年代や性別による感じ方の違いも含めて、実際の意見をそのまま紹介します。
少しならOK派:30代男性・妻
妻がクチャラーで、基本的に毎日の食事で気になる場面があります。
ただ、いつもイライラするわけではなく、特に静かな空間だと咀嚼音が強調されて気になりやすいと感じます。
外食や少し格式の高い場では妻も意識しているのか、ほとんど気になりません。
しかし自宅では気が緩むのか、どうしても音が目立ってしまい、ストレスを感じることがあります。
出会った当初から割と気にはなっておりましたが、最初はやらせていたんだと思います。
お互いの関係もあったので特に注意もしませんでした。
ただ、夫婦生活が長くなるにつれてそういうところが目についてしまいうものです。でも今更感もあって特に注意はしてません。
基本無理派:40代女性・職場の人
以前働いていた職場で、上司がそうでした。
普段はランチを離れた別の部屋でとるようにはしていますが、たまにおごりで外食を誘っていただいたら部署全体で行かざるを得ず、ありがたいのに全然うれしくはありませんでした。
どんなに他の行いが良くても、クチャラーという一点だけで一気にマイナス評価になってしまうことがあります。
相手が上司のように立場が上の人だと、指摘することもできず、ただ嫌悪感だけが積み重なっていきます。
私はその人に直接何かを言うことはありませんでしたが、「自分の子どもには同じ思いをさせたくない」と感じ、今は食事マナーについてしっかり教えるようにしています。
絶対無理派:30代女性・夫
休日の夕食で、自宅で家族と一緒に食事をしていたときのことです。テレビを見ながらリラックスした雰囲気だったのですが、向かいに座っていた夫が口を閉じずに食べる癖があり、咀嚼音がかなり大きく聞こえてきました。
その日は麺類や炒め物など、音が出やすい食事だったこともあり、「クチャクチャ」という音が気になってしまい、だんだん食事に集中できなくなってしまいました。本来は楽しい団らんの時間のはずが、音ばかりに意識がいってしまい、少しストレスを感じたのを覚えています。
夫は30代後半で、普段はおおらかで細かいことをあまり気にしないタイプです。
家ではリラックスしていることが多く、食事中のマナーについてもあまり意識していない様子でした。悪気はなく無意識にしているようですが、一度気になるとどうしても音に意識が向いてしまい、少し気になってしまいました。
食事中にクチャクチャと音を立てて食べる様子がどうしても気になり、正直イライラしてしまいました。
せっかくの食事の時間なのに食欲が少し落ちてしまい、「どうして気にならないんだろう」と不思議に思う気持ちもありました。
同時に、相手を傷つけないようにどう伝えればいいのか悩み、言うべきか我慢すべきか葛藤もありました。最初は気になっても何も言わずに我慢していましたが、何度も続いたため、タイミングを見て「ちょっと音が気になるかも」とやんわり伝えました。
相手は最初驚いた様子でしたが、その後は少し意識してくれるようになりました。ただ、完全に改善されたわけではなく、今でも気になる場面はあります。
そのため、食事の席では距離を少し取ったり、会話を増やして音が気になりにくくなるよう工夫しています。
クチャラーがどうしても耐えられないという声は、決して少数派ではありません。
そして、「耐えられない」という感情が積み重なると、強い怒りや殺意に近いストレス反応へ発展することもあります。

今回紹介した体験談のように、家族・職場・恋人など、距離の近い相手ほど言いづらく、我慢が積み重なりやすいのが現実です。
不快感の強さは性格ではなく生理的反応によるものなので、「自分が弱いから」と責める必要はありません。
まずは自分のストレスに気づき、限界を超える前に対処することが大切です。
